移転のお知らせをしてから少しの日しかなかったにも関わらず
毎日たくさんのお客さまに来ていただきました。
自分で決めたこととはいえ、休み明けに工房に立ったら
このユーカリカシテンから離れることが
つらくて悲しくてたまりませんでした。
心の整理がつかずに自問する日々。
涙もたくさん流して、最後の日の開店時も
「今日は終わったら号泣だろうなぁ」と思っていたほど。
それがみなさんと接する間に少しずつ晴れ間がみえてきて
最後にはまるで船がす~っと動き出すかのように
気持ちが山口の新しいお店に向き始めているのを感じました。
わたしの心に生まれていたのはかなしい気持ちではなくて
ここまでユーカリカシテンを育てくれた
みなさんのあたたかさを腕いっぱいに抱いて
新しい場所でまたユーカリを育てていけるんだ、
というしあわせでした。
ユーカリの木だけを持っていくのではなくて
ふかふかになった土も一緒に持っていけるのです。
わたしひとりでがんばっても
いまのユーカリカシテンにはなっていません。
ここまで育ててくれたお客さま。
たくさんのクッキーを黙々と袋詰めしてくれたスタッフ。
お手伝いしてくれた友人。
支えてくれた家族。
みなさんのおかげです。
ブログ・twitterはこのまま続けていきます。
山口の話も楽しみにしていてくださいね。
山口で、静岡で
また会えることをたのしみにしています。
本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
ユーカリカシテン
小坂 ゆかり