ありがとうございました

今年はほんとうにたくさんのことがありました。

いちばん大きかった出来事は、同じ想いの方が多いでしょう。

東日本大震災です。

そして原発事故。

これはユーカリを再開しよう、
と思って動いていたときに起きました。

<放射能汚染によって食べ物がだめになる・・・・>
と恐怖を覚え、ユーカリカシテンをやめるしかない
とまで真剣に考えました。

それでも、
ユーカリをやめたらわたしもダメになってしまうと思ったし
<食べる>ということは生きているかぎり続くこと。

それなら
少しでも安心できるものを作っていく道を選ぼう、と
開店まで素材の見直しをし、手探りのなか始めました。

いまも探りながら、考えながらの日々です。

事故以前のような状態には当分戻れないのだろう、と
その事実をいまようやく認めながら
(本当はそんなこと認めたくも無いけれど)
お菓子を作り、家族との暮らしも営んでいます。

同じように放射能汚染を心配している方から
遠慮がちに素材について聞かれることがあります。

ブログにある素材についてのページをお伝えし
「思考錯誤しながらいまはこういうものを使っていて
うちの子どもにも食べさせています」とお話しています。

だから絶対大丈夫です、とは言えないところがつらいです。
大丈夫なことって、あるのでしょうか。
汚染に関して、わたしにはわからないことだらけです。

数値がでていなかったとしても
子どもが小さくて心配、という方もいるでしょう。
<安心>と感じることは人それぞれなんだと思います。


今年最後のブログに、このことを書くつもりはありませんでした。
でもこうして思い返したときに、自然に書き始めていました。
公私共に、放射能汚染に関してのことが
とっても大きな位置を占めています。

福島のことや、東北・関東のことを想うと
これまでブログで触れることができませんでした。
大きすぎて、つらすぎて・・・
それは今も変わりません。

ちっぽけなわたしが、
ユーカリカシテンができること。

いまは
すこしでも安心して食べてもらえるだろうお菓子を
作ること。

それくらいしかできなくて、ごめんなさい。


これからもこどもたちの笑顔が見られますように。

うれしいときも
かなしいときも
そっとそばにいるお菓子でありますように。


今年も来てくださったみなさまに
愛と感謝を込めて。。。

ありがとうございます。

これからもよろしくお願いいたします。



2011.12.31
ユーカリカシテン
小坂 ゆかり


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